個人事業の廃業届

個人事業の廃業届

2022年1月4日に個人事業から法人成りして株式会社になり、会社設立の手続きが終わると個人事業の廃業になります。
事務所のある大阪市中央区馬場町の管轄は東税務署になり、大阪合同庁舎第3号館へ。
法務局や税務署がすべて徒歩圏内にあるのが、馬場町に事務所を置くメリットです。

個人事業の開業届、廃業届は、書類1枚。
記入する項目もごく僅か。
担当者が確認し、ハンコを押すまで1分もかかりません。。

法人成りして株式会社になる時は、何日もかけて様々な書類に記入し、自分自身だけでなく、行政書士、社労士、司法書士、税理士など、多くの専門家が関わります。
それが個人事業は基本個人のみ作業で、あまりにもあっさり受理されてしまうので、改めて個人事業の手軽さを実感しました。

フリーカメラマンが法人成りして、ひとり社長になるケースは業界では珍しいです。
僕の周囲で個人事業から法人成りした同業者は1名、クリエイターのチームが集まって法人成りしているので、周囲でひとり社長は僕だけになります。

それはやはり法人になることで事業の経営が複雑になること、社会保険の加入、税負担も大きくなります。
それでも法人にするメリットを、まだ一ヶ月は経っていませんが感じています。
個人事業は大手企業(上場企業)と直接契約が難しいとされていますが、法人の設立から一週間で契約が取れ、新規の問い合わせも増加しました。
営業の電話も増えたことは悩みですが。。。

カメラマンという職業は人口が多いため、他の同業者と区別化する意味でも法人化のメリットはあると思います。