この一年間、様々な現場で、ともに活動した彼が、本日付で退社し、新たな夢に向かって旅立つことに。
専属の助手がいない僕にとって、彼のアシストなしでは、この一年間を乗り切ることはできなかったです。
彼は僕より20歳年下の青年。
親子ほどの年の差。
手足が長く、モデルのような雰囲気に反して、純粋で真っ直ぐ、そして時に愉快な彼。
一緒に過ごす時間が長かったので、
仕事の話、プライベート、家族の話、子供の頃の体験など、
この一年で、もっとも会話をしたのが彼でした。
独身で一人暮らし、仕事だけが生きがいの僕にとって、
彼は弟のような、家族のような気持ちにもなっていました。
親しい仕事仲間が集まって、彼の送別会を行いました。
場所は北新地のイタリア大衆食堂、堂島グラッチェ本店。
その前に、彼にプレゼントを贈ろうと、ヨドバシ梅田へ。
デジタルカメラは数年経てば価値がなくなっていくのて、ずっと価値が変わらない物を。
そこで選んだのは、シチズンの腕時計、チタンのプロマスターでした。
この一年をみんなで振り返り、「若さ」という無限の可能性を感じました。
僕は現在43歳。
年齢的にはもう若くありません。
気持ち的に若いつもりでも、20年前のがむしゃらで怖いもの知らず、
そんな気持ちを持てるはずもなく、チャレンジしているつるりでも、
どこかで保守にまわっている自分も感じています。
それが年を重ねること、大人になることだと思いますが、
世間知らずの無茶ができた、あの頃の気持ちを愛おしくも思います。
「若さは無限の可能性」
だからこそ、その可能性を伸ばすために、どのような人生を送るのか。
運や偶然もありますが、すべては自分の行動次第です。
若くはない、中年の僕もまだまだ夢の途上にいます。
彼のまっすぐさに負けないように、僕も頑張ります。
K君、たくさんの想い出をありがとう。
そして、またいつか、どこかで。。。