お昼前には雨が上がり、奥尻島の最北、賽の河原公園にやってきました。
広い公園内の海沿いに、一件だけポツンとお店があり、そこが北の岬さくらばなでした。
漁師の父さんが獲った新鮮な魚介類を、浜の母さんが料理するという、何ともチームワーク抜群のお店。
旅に出て、地元のご馳走はまだ食べていなくて、とにかくお腹が減っていたので、メニューを真剣に見て選んだのは、焼き魚(ほっけ)定食と、いかのお造りでした。
お店の裏がすぐに海で、木のテーブルが並んでいて、風が気持ちよかったので、海を見ながら食べることにしました。
空腹という最高の調味料を用意し、北海道の風景を眺めながら食べる地元の料理。
これぞ旅の醍醐味です。