ひとり社長の健康診断

ひとり社長の健康診断(協会けんぽ)

個人事業から法人成りして、はじめての健康診断を受けました。
場所は事務所から徒歩圏内にある大阪市城東区森之宮にある大阪がん循環器病予防センター。
一般検診と胃がん検診、大腸検診、肺がん検診。オプションで、肝炎検査、PSA前立腺がん検査を追加しました。

午前9時から受付がはじまり、最初は胃がん検診です。
これまではバリウム検査を行なっていましたが、今回はじめて胃カメラ(内視鏡検査)にしました。理由はこちらの方が圧倒的に精度が高いからです。
口と鼻、どちらから入れるか選択できますが、病院で聞いたところ、痛みが少ないことで鼻からの挿入が多いようです。ここは迷わず鼻!!
鼻に麻酔スプレーをシュッーと噴射、それが喉にも通っていきます。
そしていよいよケーブルのようなカメラを鼻から挿入されますが、麻酔がきいているのでほとんど感覚はありませんでした。
鼻から喉、さらに下へとカメラが通っていくと、反射的に何度か、おぇっとえずきました。
その度に年配の女性の看護師様が、僕の腕あたりをやさしくポンポンと叩き『大丈夫よ』と囁いてくれます。その行為は安心感に包まれ、看護師という職業は天使だと思いました。
医師からは何も写ってないから問題ないとのこと。画像を一緒に見ながら確認しましたが、自分の身体の内部をカラー映像で見るのは不思議な感じです。
その後もスムーズに進み、2時間ほどで終了。


会計の内訳は、
協管(一般検診)7166円
協管未実施減額 −159円
胃カメラに変更 4074円
肝炎検査    622円
PSA前立腺がん検査 3259円
合計 14962円でした。


法人でも従業員がいる場合は福利厚生費になりますが、ひとり社長の場合、健康診断は経費になりません。理由は福利厚生費は従業員のための制度であるからです。
同じく労災保険もひとり社長の場合は加入できません。

健康診断は毎年、受けていますが、自分の身体の状態がわかり、健康意識も高まります。
カメラマンの仕事はハードで不規則になりがちですが、身体が元気がじゃないと、いい仕事ができないと思っています。
僕は飲酒、喫煙とは全く無縁で、食事もバランスよく摂り、大阪城公園の日々の散歩も欠かせません。
もし身体に何らかの異常があると、時間、お金、そして苦痛が伴うので、日々の節制と検査による早期発見が、結果的に効率がいいと思っています。